
日産自動車/日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)は2025年2月4日、スーパーGT GT300クラスに参戦する4台のニッサンGT-RニスモGT3の布陣を正式発表した。オフィシャルパートナーチームであるKONDO RacingとHELM MOTORSPORTS、さらにカスタマーチームとしてNILZZ RACINGとRUNUP SPORTSがGT300クラスに参戦する。
また、ドライバーラインアップにも変化があり、KONDO Racingには平手晃平が復帰することが決定。その他のチームも戦力を維持しつつ、新たなシーズンへ挑む準備を進めている。
KONDO Racing:平手晃平が復帰し、新たな体制で挑む
2025年のKONDO Racingは、平手晃平がチームに復帰し、56号車リアライズ日産メカニックチャレンジGT-Rのステアリングを握る。
同チームはヨコハマタイヤを使用し、経験豊富なメンバーで強力な布陣を構築。タイトル争いに加わることが期待される。
HELM MOTORSPORTS:平木兄弟がコンビ継続!2年目のシーズンへ
62号車HELM MOTORSPORTS GT-Rを走らせるHELM MOTORSPORTSは、平木湧也と平木玲次の兄弟コンビが継続参戦。2024年に続く挑戦となり、さらなる成長が期待される。
RUNUP SPORTS & NILZZ RACING:安定の体制とTBNの新体制
• RUNUP SPORTS(360号車RUNUP RIVAUX GT-R)は、青木孝行と田中篤のドライバーラインアップを継続。
• NILZZ RACINGについては、車両とドライバーが後日発表(TBN)となっており、新たな動きが注目される。
この2チームもヨコハマタイヤを使用し、安定した戦力でシーズンを迎える。
NMC 片桐CEOのコメント「新たな挑戦と変化に全力で取り組む」
日産自動車のモータースポーツビジネスユニットヘッドを務めるNMCの片桐隆夫CEOは、2025年に向けて次のようにコメントしている。
「GT-RやZをベースとしたカスタマー向けのレーシングカーの供給と技術サポートを通じて、モータースポーツのさらなる価値向上につなげたいと考えています。ニッサン/NMCは、今年も新しい挑戦、変化に全力で取り組んでいきます」
日産/NMCは、GT300クラスでの強力な布陣を整え、2025年シーズンに挑む。新体制の各チームがどのような戦いを見せるのか、開幕が待ち遠しい。